天気予報で氷点下の朝、お約束通りにキャンピングカーの地面が濡れていました。

トルマFFヒーター・ボイラーの凍結防止バルブが作動した排水痕です。
リビングシート床の小ハッチを開くと、バルブの青ボタンが飛び出ているのを確認できましたが、まだ室温が低いのでボタンを押込んでもロックしません。

清水タンクは必要な時に給水して、残ると全排水するので通常は空の状態です。
もし、清水タンクに水があったとしても、ハイマーの清水ポンプは水栓のレバー操作で作動する為に、凍結防止バルブが開いてもボイラータンク内の水が抜けるだけで清水タンク内の水までも排出されることはありません。
そのためリセット操作をしなくても給水は出来るので、まず清水タンクに水を溜めてから室温が上がるのを待ってボタンを押込みバルブを閉じて、水栓をHOT側で吐水させてエア抜きをします。
この時に、水温が低いとまたバルブが開いてしまうので注意が必要です。

暫くするとエアを噛んだ勢いの良い水が出ますが、ボイラータンクに水が充填されると通常の水流に戻ります。
さて、年末は降雪地域に出かけますが、車中泊はせず宿泊なので駐車時に間違いなく凍結防止バルブが作動するので、電気毛布でも通電しておいて室温の低下を抑える工夫が必要かもしれません。