欧州キャンピングカーのベース車両はフィアット・デュカトが大半を占めていますが、メルセデスベンツ・スプリンターをベースとした上位モデルを用意しているメーカーもあります。


日本でもハイマーといえばメルセデスベンツという位でしたが、2018年にモデルチェンジした新型W907/W910スプリンターベースのハイマーは、下記理由によりハイマージャパンとしての正規輸入が停止した状態にありました。
http://www.hymer-ps.jp/topics/article/20190225.php
新型メルセデスハイマーの発表直後は、ハイマージャパンのHPにはOPパーツを含む車両価格が掲載され、予約を受けていた時期には自分も購入を検討していましたが、販売中止によりエクシスの購入を決めた経緯もあります。
ここ最近になって事態打開の動きが表面化してきたようで、実は10月初めに某ハイマーディーラーの車両置き場にこっそりと置いてあるW910メルセデスハイマーを目にすることがありました。
曰く、正規では無いものの輸入できる目途が付いたようで、既に数台のオーダーを掛けている状態という話が聞けました。
この時は正式な話ではないために他言を控えていましたが、後日メディアの掲載がありました。
この記事の車両は既にオーナーが付いているのか、エアコン等の日本での装備がされていますが、記事写真からはMBUXパネル下に Edition1Oneモデルを示すプレートが見て取れるので、 2018年に発売されたモデルの中古輸入のようです。
ハイマージャパンであるRVランドは、新型メルセデスハイマーを販売できない時期にW906ベースの旧モデルを新車・中古輸入販売していました。
この記事でも「独自のルート」と記載されており、ハイマージャパンとしての正式なアナウンスも無いことから、今回もRVランドによる海外ディーラーを経由した並行輸入形態なのかもしれません。
それでも、以前から日本で多くのメルセデスキャンピングカーを扱っていたRVランドがW907/W910系キャンピングカーを再開したことは、今後正式な取扱いに繋がっていく期待が持てます。

気になっているこのモデルも入ってきそうですね。