これから寒くなり、FFヒーターで快適な車内で過ごすことも多くなる季節。
狭い車内ゆえに一つ間違えば危険な状態に陥るのも早いキャンピングカーには、その初期対応ができる環境を整えておくことが重要です。

●一酸化炭素・火災報知器
COは空気よりわずかに軽い(0.967)ので、天井に近い場所に設置。
燃焼と非燃焼では比重が違うので、位置と高さをずらして2個つけておきたいところ。
●プロパンガス漏れ警報器

LPガスは都市ガスと違って空気より重いので床近くに設置。
一般的なガス警報器は100Vなので車両で使えるものが無く、12V電源で動作する米国製RV用です。

●消火器

速やかな初期消火のためにエアゾール式を車内に、粉末ABC消火器はラゲッジに搭載し、FFヒーターボイラーとリチウムバッテリーが詰め込まれたリビングシート下には、小型船舶用自動拡散消火器を設置しています。
そして、なによりも冬はこまめな換気が重要です。
就寝時は天窓をほんの僅か開けて寝るようにしています。