エアコンは、7月から9月の3カ月間で数える程度しか使わないのに、屋根の上に30Kg近いルーフエアコンを常設することは、走行性能への悪影響があると考えて搭載していません。
また、野暮な家庭用エアコンは、初めから頭にはありません。とはいえエアコン無しで日本の夏、特に夜を過ごすのは無理。

納車時にルーフエアコンを搭載しなかったのは、ビルトイン型の床設置エアコンを考えていたからです。

ラゲッジルーム床に設置して、床下でコンデンサー吸排気を行い、エバポレーターからの冷気をダクトでキャビン内に送風します。
個人輸入で取り寄せたTRUMA Saphir compact

電源 230V~240V 50Hz
消費電力2.8A
起動電流15A(150ms)
冷却力1800W
重量約20kg
最大310m³/h
寸法(LxWxH)560x400x290mm
インバーターコンプレッサーではないですが、消費電力は650W程度と少なく、同じ仕様のルーフタイプであるTRUMA Aventa compactと比べて重量が7.5Kg軽いのが魅力的。
本体は成型された発泡スチロール製で、機器はネジ等を使わずに組込む、軽量・断熱・防音・制振に合理的な設計。

ホコリを吸いやすい床設置ゆえか、フィルターも空気清浄機並みのものが付いているのもルーフタイプには無い仕様です。
