フルコンの場合、各メーカー独自にヘッドライト部分をデザインしていますが、そのほとんどはボディーカウルのパーツにライト部品を組み合わせただけのものです。


ハイマーの様に専業メーカーに独立したヘッドライトユニットを設計製造させるのは、少量生産のフルコンにはコストが掛かり過ぎるためになかなかできない事なんでしょう。
(注 Niesmann+Bischoff と Dethleffs はHymerと同じErwin Hymer Grupeです)


標準のハロゲン仕様に対して、オプションのLEDヘッドライト&LEDフォグランプは33万円とライト部品としては高めの価格ですが、HellaのLEDモジュールに組み替えられたものであり、単にバルブだけをLEDに換えただけではありません。


デュカト本来のヘッドライトの暗さを知っていることもあり、実際にこの明るさを体験すれば十分納得できるのですが、こういった価格相応の内容であることを知らなければオプション選定時に高く感じて躊躇してしまうかもしれません。
しかし、標準仕様に単にLEDバルブだけを交換するより確実に光量の強いHellaのBi-LEDモジュールであることは、むしろ積極的に導入すべき安全性を高めるオプションであることが理解できると思います。