リア・ワイドトレッドスペーサー装着

18インチ化で7.5Jと255へサイズアップしたリアタイヤ内面が、AL-KOシャシー特有のサイドブレーキワイヤーに接触する不具合を回避するために、応急的に5ミリスペーサーを使用しました。

ホイールがハブに乗る「のり代」をほとんど残さない5mmのスペーサーを使った現状は、減少するホイールボルトのねじ込み深さと甘くなる面接触、特にハブで荷重を受けないことが最大の問題です。

フロントの時と同じ英国のショップにオーダーしていた20mmハブセントリック・ワイドトレッドスペーサーが届いたので、早速交換です。

6082-T6 Billet Aluminium・steel thread inserts
Width 20mm
PCD Hub 5×118
Hub Centrebore 71.1mm
Thread Size M14 x 1.5

オーダー後は加工段階を遂次報告してくれる安心のショップです。

実のところ、18インチ化で20mm外に出ているところに、さらに同量のスペーサーを使うとリアフェンダークリアランスがギリギリです。

必要最小限のハブセントリックスペーサーとロングボルトを使う手もありますが、ハブの加工で15mmが最低必要なのでそれ程差が無いのと、ホイールボルトのねじ込み深さ1.5Dを考えれば20mmの厚みは最小限の選択でした。

ベアリング保護の為に、別途ハブキャップを見繕わなくてはなりません

自宅でジャッキアップしてタイヤを外したものの、ハブキャップを外さないとスペーサーを本体側に付けられないことと(ハブキャップリムーバーが必要)、ホイール側の純正ホイールボルトが1mm長く底付きすることが分かり、結局いつもの整備工場に頼みました。(注 バンコンを除く16インチで、ワイドトレッドスペーサーを使う場合は30mmがベストです。

見た目はリアに関しては少し出すぎな感じで、スペーサーが無い方が好みなのですが、サイドブレーキワイヤーへの接触を確実に避けるためには装着せざるを得ません。

左18インチ、右16インチ。タイヤ径は18インチの方がわずかに小さい。

今回の18インチ+スペーサーで、トレッド幅が8~9cm広がりました。
乗り心地は勿論のこと、直進安定性が更に向上して高速での細かい修正が減り、大型トラックが追越す際のブレも気にならない程に改善して高速運転が楽になりました。

16インチ標準のトレッド幅はF1810mm/R1860mm 18インチ+スペーサーはF1900mm/R1950mm

コーナリングも安定して、キャンピングカーが「Fan to Drive」なクルマになりました。