Truma Saphirエアコンのダクト交換2

床設置型ビルトインエアコンの送風ダクトは、ヒーター用ダクトを流用していましたが、使用状況によってはダクト本体に著しい結露をおこすので、エアコン専用ダクトに換装しました。

冷房用ダクトは、外側に白いコーティングを施してあるTrumaロゴの入った専用品です。結露を防ぐだけなら元のヒーターダクトに断熱材でも巻き付ければ安価に対処できるのですが、目につく場所にあるので、どうしてもメーカー純正品を使うことに拘ってしまいます。

アルミ面が内外逆転しただけで紙パイプ部分はヒーター用と差異が無く、あまり期待を持っていませんでしたが、結果として結露は著しく減少しました。

外面の白い部分はアルミの上にビニルコーティングをしており、内面のアルミが無いことで紙パイプ自体が断熱効果を持つためか、冷房時にダクトを触った表面温度感がヒーター用のそれとは違います。
そして外面のアルミとコーティングで紙の様に湿ることがありません。

冷房専用品を用意している事には、それなりの意味があるのですね。

Truma Saphir自体が日本での取り扱いが無いので、このダクトもドイツから個人輸入での取り寄せですが、こういった軽くてかさ張る製品は航空貨物運賃が容積重量で計算されるので注意が必要です。
ダクトは最低4メートル必要で、製品単価は安いとはいえ気軽に注文すると送料のほうがはるかに高くなってしまいます。

今回はパッケージ化されたセット品を二つ購入することで、結果として6Mのダクトとエンドピース6個をダクト4M単品で購入するよりも安く輸入することができました。

余ったダクトは今まで使っていなかった3つ目のアウトレットとして、既存のヒーター吹き出し口と差し替えて接続します。これでエアコン本体全てのエアアウトレットが機能することになり、本来の冷却能力が発揮されるでしょう。

天候:曇り時々晴れ・日陰・直射日光なしの条件。

今まで以上に良く冷えてくれます。