ROLLER TEAMは英国仕様として、完全な右ハンドル仕様のフルコンをリリースしていて、右側に運転席ドア・左側にキャビンドアは国産キャンピングカーで馴染みのあるドア位置です。

また、SWIFTのキャブコンも英国ブランドらしくキャビンドアが左側にある右ハンドル仕様です。

こうした完全な右ハンドル仕様をリリースするのは英国に関係が有るメーカー程度で、左ハンドル前提で設計する欧州フルコンの右ハンドル仕様はおざなりなもの。
左ハンドルでは運転席側にあるドアは、右ハンドルでは当然助手席側になります。

右ハンドルでは運転席は本来の助手席側となり、ドアが無いので窓は手動の横引になりますが、この横引窓は素早く開閉が出来て運転中も使い易いのは幸いです。
助手席側はパワーウインドウとなるのですが、右ハンドルでは運転席側にこのスイッチが無いので、これを運転席側に移設します。

移設先は、運転席側のスイッチを集中配置している場所。

日本ではステップ格納とサイドミラーリモコン・ヒーターのみであとはブランク。

欧州なら色々配置されて賑やかなこのスイッチはHELLA製。

配線を延ばしてブランクスイッチと入れ替えるだけなので、内装を分解する手間はあるものの、方法は極めて単純で簡単。

これで、運転席側から助手席窓を操作できるので普通に便利になりました。
もっとも、この位は日本仕様としてHymer Japanが移設しておいて欲しいところです。