デュカト18インチ化のホイール

18インチ化に興味を持ったのは、以前にDelta-Link倉敷で見たNiesmann+Bischoffに18インチが履いてあったことに遡ります。

ハイマーを含めメジャーなビルダーの欧州プライスリストを見ても、18インチホイールのオプションはありませんが、 Niesmann+Bischoff はカタログにもOP装備として記載がありました。

このホイールはORCというメーカーの物です。

デュカトベースのキャンピングカーの足回りとしては、225/75R16のミシュラン・アジリスキャンピングがMAXIシャシーをしても上限の組み合わせと思っていたので、これもありなんだという感じでした。

さて、デュカトの18インチホイールを選定するにあたり、標準のものを知る必要があります。
まずは基本事項のPCDはFIAT・AL-KO共にライトシャシーが118、MAXIシャシーが130となります。

現在、日本で購入するデュカトキャンピングカーには主に16インチのアルミホイールが装着されています。

ライトシャシー

FIAT DUCATO 250 Light 2014~・6J×16・ET68・5×118 軸荷重2080Kg

MAXIシャシー

FIAT DUCATO 250 Heavy 2014~・6J×16・ET68・5×130(ET:Einpresstiefe=OFFSET)

これを踏まえて、エクシス-i504はライトシャシーなので、
ホイールはAutec Quantro 7.5×18・ET66・5×118とします。

デュカトのアフターマーケットホイールとしては定番のもので、Autec社のHEAVY DUTY LINEとしてバンや小型トラック用に開発された軸荷重2520Kgの強靭なドイツ製品です。

ET66はFIATやHYMERのホイールとほぼ同じで、デュカト用に作られた製品と考えて良く、マッチングには問題ありません。
既にこのホイールの16インチはスノータイヤ用に使用していて、装着に問題が無いことは実証済みです。

Autec Quantro 6.5×16 ET66 5×118 225/75R16 BLIZZAK W979(30mmスペーサー併用)

この18インチにするとETは-2・リム幅+1.5Jで外側に21mm程出ますが、現在30mmのホイールスペーサーを使っているのでボディとのクリアランスには問題ありません。