サブバッテリー

Exsis-i504には、サブバッテリーとして95Ahの鉛バッテリーが2つ標準で搭載されています。

上の画像で、ヒューズの並んでいる機器がEBLで、スターターバッテリーとサブバッテリーの充電とキャビン部分の電装品の管理を集中制御します。その右はAC-DC充電器で、サブバッテリーを2個搭載する際のEBL充電機能の増強用途となります。

EBLはエントランスドア上にあるパネルで両バッテリーの電圧、清水・排水タンク容量の表示と、キャビン電源のON/OFFが操作できます。

その他として、エアコン専用の200Aリチウムバッテリーを必要な時期だけラゲッジルームに載せるようにしています。
190Ahの容量でも、バッテリーを多く消費するテレビや電子レンジ等の家電を装備しておらず、今の電気の使い方では鉛サブバッテリーで十分で、リチウムを常時搭載する必要性は感じません。

いっそのこと、鉛バッテリーを廃してリチウムに置換すれば重量減と容量増が同時に図られるのですが、コーチ部分の電源とメイン・サブバッテリーの充電管理も行っているEBLの充電機能がリチウムに対応していないので、ただ単に置換するという訳にはいきません。

将来的に長期間の車旅ができる頃には、大容量のリチウムを搭載する必要が出てきますが、サブバッテリーはそのまま残し、別系統で構築して外部電源と切替える方法を取ることになるでしょう。

現状では、必要ならばリチウムのポータブル電源を併用してサブバッテリーにはあまり負担をかけない電力の使い方が合っているようです。