FIAT DUCATO 2022モデル

デュカトの2022モデルは、大きな変化はないものの、最近のトレンドに合わせた変化を見せています

。一番分かりやすい変化はダッシュボードですが、基本形そのままっぽいのは、キャンピングカービルダーを無視できないところで、ここを変えるとフルコンを作るビルダーは大変ですから。

アドリア・ソニックのビデオにも早速新しいダッシュボードが写っていますが、シートを回転させてリビングの一部にする欧州キャンピングカーにとって、ここの変化は大きいです。

今風のステアリングホイールで、さらに乗用車化。

一気にフルデジタルTFTメーター化して、空調・オーディオ周りも刷新してきました。近代的な電子装備とスイッチデザインで、高級感すら感じられます。

サイドブレーキが電動式になったのは、フルコンの場合はシートの回転時にレバーに接触しなくなるので良いですね。簡易的なリアエアサスペンションもメーカー装備できるようです。

自動ブレーキは勿論、電動ステアリングになったこともあり、パーキングアシストやアダプティブクルーズコントロール、車線中央維持等のレベル2相当自動運転が今回から導入されて、長距離を運転するキャンピングカーにはとても欲しい装備です。
バンコンはフル搭載、キャブコンもある程度導入出来そうですが、フルコンでは導入できない装備が多そうですね。
エンジンも手が加えられて、あまり生産されなかったコロナ渦の2021年と比べて、2022年式のデュカトベースキャンピングカーは魅力的なものになって人気が出そうです。

カムロードベースの日本製キャンピングカーには無い、最新の安全運転アシスト装備が加わったことで、欧州キャンピングカーを選ぶ人が増えてくるかもしれませんね