水タンクと排水タンクの維持

エクシスのタンク類は硬質樹脂製のケースに収められた状態で床下に配置されています。

重量変化の生じる内容量100Lのタンクが、床下の低い後軸近くに位置するのは、クルマとしての運動性能に及ぼす影響を軽減することに有効です。

また、ケース内は発泡スチロールで断熱された上に、ヒーターの温風が循環する構造となっており、内蔵されたタンクの凍結を防止します。

それぞれのタンクは室内床のハッチから、排水弁や清掃蓋にアクセスできるようになっています。

清水タンクには常時水を貯めておくことはせずに必要な時だけ給水します。

帰路の途中には次亜塩素酸Na(界面活性剤含有のハイターではなく、食品添加剤表記のもの)を適量添加し、走行時の揺れを利用してタンク内部の消毒を行います。

帰宅後、水栓を温水側にして蛇口からボイラータンク内の水を押し出すことで、ボイラー水の入れ替えます。
その際に凍結防止装置から排水しないのは、エア噛みして水の出が不安定になるからです。
その後、タンク清掃窓から散水ノズルで内部をリンスして、清水を蛇口から流した後にバルブを開けて排水して終了。

タンク清水の飲料はしませんが、含嗽には使うのでこの程度の清掃は毎回行っています。

排水(グレー)タンクは、排水後に清掃窓から散水ノズルで中をよく洗い流しておきます。

現状、清水タンク内面のぬめりは無く、グレータンクの臭いも出ていないので、この方法を継続していきます。