フルコンバージョンは、ベースとなるスケルトンシャシー(幅206cm)に対して、架装する独自のボディの幅が広くなるために、ホイールが内側に入り込んだように見えます。
デュカトのフロントタイヤはキャブ状態でもツライチ(ギリギリなのでフェンダーアーチモールが付くほど)なので、エクシスの車幅222cmではそれほど違和感は無いのですが、欧州フルコンに多い車幅235cmでは相当内側に入った印象を受けます。

見た目だけで特に問題は無いのですが、トレッドが広くなればサスペンションのレバー比が変わって乗り心地の改善も見込まれるので、ホイールスペーサーを導入してみることに。

リアKONIサスペンション装着時にフロントのワイドトレッドスペーサーを装着。
本体は6082-T6アルミ製で、ホイール側のインサートはスチールという構造でオーダー数値は以下の通り。
30mm
PCD Hub/5×118
Hub Centrebore (mm)/71.1
Thread Size/M14 x 1.5
もちろん、ハブセントリックです。
装着に際しては、車体側にホイールの位置合わせ用のピンが付いているので、これを外す必要があります。

元々それ程引っ込んでいない222cmの車幅に30mmのスペーサーなので、劇的な視覚的変化は無いです。
装着してからの感覚は、同時装着したKONIリアダンパーの効果の方が気になって、フロントは特に変化が感じられませんでした。

装着した状態に慣れて、それを外した時にその変化に気が付くパーツだと思います。